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勤怠DX

打刻漏れが労働時間把握義務違反に?絆太郎のリマインドで防ぐ勤怠管理術

「今日、〇〇さんの退勤打刻が押されていない」——介護事業所の管理者なら、一度は経験がある光景ではないでしょうか。直行直帰の訪問系、夜勤明けのバタバタした引き継ぎ、休憩時間の押し忘れなど、介護現場には打刻が抜けやすい場面がたくさんあります。「あとで本人に聞いて手書きで直せばいい」と済ませてしまいがちですが、実はこの打刻漏れの放置、単なる事務ミスでは終わらない法的リスクをはらんでいます。今回は、打刻漏れがなぜ問題なのかという制度面の事実と、絆太郎の機能でどう防げるかを、勤怠・労務の視点で整理します。

なぜ介護現場では打刻漏れが起きやすいのか

介護事業所の勤怠管理には、他業種にはない難しさがあります。訪問介護のように事業所に立ち寄らず直行直帰する働き方、夜勤から日勤への引き継ぎで気持ちが切り替わらないまま退勤時刻を忘れるケース、複数の利用者宅を回るスタッフの休憩時間の記録など、「その場で正確に打刻する」ことが構造的に難しい場面が多いのです。

さらに、紙のタイムカードや月末にまとめて入力するExcel管理だと、打刻漏れがあっても本人の記憶を頼りに「だいたいこの時間だったはず」で埋めてしまいがちです。管理者側も、日々の申請対応や現場対応に追われる中で、誰の打刻が漏れているかを一人ひとりチェックする余裕はなかなか持てません。結果として、「気づいたときには数日分の打刻が抜けていた」という事業所は少なくないはずです。

打刻漏れは「労働時間把握義務」違反につながりかねない

ここで押さえておきたいのが、事業者には労働者の労働時間の状況を把握する法的な義務があるという点です。労働安全衛生法第66条の8の3では、長時間労働者に対する医師の面接指導を適切に実施するため、事業者は厚生労働省令で定める方法により労働者の労働時間の状況を把握しなければならないと定められています。そして労働安全衛生規則第52条の7の3では、その方法について「タイムカードによる記録、パーソナルコンピュータ等の電子計算機の使用時間の記録等の客観的な方法その他の適切な方法」とすることが求められています。

さらに厚生労働省が2017年1月20日に策定した「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」でも、自己申告制に頼るのではなく、使用者が現認する方法やタイムカード・ICカードなど客観的な記録に基づく方法を基本とするよう明記されています(厚生労働省「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」)。

つまり、打刻漏れが常態化し、後から本人の記憶や手書きメモでまとめて埋め直す運用は、「客観的な方法」による把握とは言いにくく、労基署の是正指導や、退職時の未払い残業代トラブルの火種になり得るということです。悪気なく積み重なった打刻漏れが、事業所を思わぬリスクにさらしてしまいます。

絆太郎なら、打刻漏れを「起きる前」に防げる

打刻漏れ対策は、職員の意識に頼るだけでは限界があります。絆太郎は、仕組みとして打刻漏れを防ぎ、万一漏れても早期に気づける設計になっています。

まず、LINE打刻です。普段使い慣れたLINEから出退勤を記録できるため、専用端末の前に戻る手間や、別アプリを覚える負担がありません。直行直帰の訪問スタッフでも、移動中のスマートフォンからその場で打刻できるので、「あとでまとめて」を減らせます。

次に、コックピット機能です。誰の打刻が抜けているか、打刻エラーが起きていないかをリアルタイムで一覧表示し、管理者が個別に確認する手間を省きます。承認待ちの申請もまとめて可視化されるため、対応漏れにも気づきやすくなります。

さらに、行事カレンダー+リマインド機能を使えば、夜勤明けや連休前後など打刻を忘れやすいタイミングに合わせて、職員本人へ通知を送ることができます。「忘れがちな場面」をあらかじめ想定してリマインドする仕組みがあることで、打刻漏れそのものを未然に減らせます。

こうして記録された打刻データは、有給・希望休の残日数管理や常勤換算・勤務形態一覧表の自動集計にもそのまま活用されます。打刻の正確さが、そのまま労務管理全体の正確さにつながる構造です。

まとめ

打刻漏れは「よくあるうっかりミス」で済ませられる話ではなく、労働時間把握義務という法的な要請に直結する問題です。とはいえ、職員に「気をつけて」と呼びかけるだけでは根本的な解決にはなりません。絆太郎のLINE打刻とリマインド機能を組み合わせることで、現場の負担を増やさずに、客観的で正確な勤怠記録を日々積み上げていくことができます。まずは自事業所の打刻漏れの発生状況を、絆太郎のコックピットで確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修
監修者 塙 啓之
塙 啓之はなわ ひろゆき
株式会社はなひろ 代表取締役

介護業界で25年以上、現場・介護施設の管理者・ケアマネジャー(介護支援専門員)を経験。2013年に株式会社はなひろを設立し、福島県でデイサービスなどの介護事業所を運営。自社の現場で使うために生まれた勤怠・シフト管理システム「絆太郎」の開発と、本ブログ記事の監修を行っています。

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